プロフィール
全国各地に海上保安部のご協力のもと、小型船安全協会が活動しています。私たちは石川県や日本海の海域で活動するメンバーで構成された団体です。メンバーが、自らの安全を守り、海を利用する市民や子供たちへも海の楽しさや怖さを伝えていくことを使命とし活動しています。
協会概要
名 称 | 特定非営利活動法人 石川県小型船安全協会 |
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設 立 | 2002年 |
会 長 | 西野 裕一 |
活動エリアと支部組織
- 能登支部:七尾市、珠洲市、輪島市、能登町、穴水町を拠点とする団体・個人
- 羽咋支部:羽咋市、志賀町、宝達志水町、かほく市を拠点とする団体・個人
- 金沢支部:金沢市、内灘町を拠点とする団体・個人
- 加南支部:白山市、能美市、小松市、加賀市を拠点とする団体・個人
会員
正会員
団体会員 15団体
長浜マリン協会、輪島マリン協会、中居マリン協会、七尾マリン協会、雌島クラブ、羽咋マリンクラブ、金沢マリンフィッシングクラブ、さざなみマリンクラブ、清水マリンクラブ、手取会、白山市セーリング協会、小松マリンクラブ、加賀マリンクラブ、橋立マリンクラブ、大協マリンクラブ(順不同)
個人会員 7名
賛助会員
石川県、加賀市、金沢市、小松市、珠洲市、七尾市、羽咋市、白山市、輪島市、穴水町、内灘町、アーク引越センター、石川県漁船保険組合、さざなみマリン、ヤマハ発動機、ヤンマー舶用システム、釣具センターあさの、石川県セーリング連盟、木下造船所、清水マリンサービス、太陽プロパン商会、TAKANO、東洋建設、中越自動車商会、中野朝日自動車工業、中尾食品、日本海建設、橋本商店、本間釣具店、マリンパーク内灘、ドラッグヨシダ
過去ご協賛いただいた賛助会員様
EIZO、NTTドコモ北陸、城北建設、五洋建設、中島ホンダ販売、西田鉄工、日装設営センター、石川船用品、内田行政書士事務所、フルノ関西販売、北陸放送、協同組合アイコック企業振興センター、うしお釣具店、エイトノット、大積海産物、加賀建設、木下造船所、損保ジャパン、日成ビルド工業、濱田博司事務所、フィッシングふたくち、ポパイ、本田技研工業、みちがみ釣具店、みやけ釣具店、やどかり
顧問団体
金沢海上保安部、七尾海上保安部、国土交通省北陸地方整備局 金沢港湾・空港整備事務所
関係団体
- 海上保安庁 第九管区海上保安本部 https://www.kaiho.mlit.go.jp/
- (公社)日本水難救済会 https://www.mrj.or.jp/
各地の小型船安全協会(公益社団法人)
- (公社)関東小型船安全協会 https://www.shoankyo.or.jp/
- (公社)関西小型船安全協会 https://www.kan-shoankyo.org/
- (公社)中部小型船安全協会
- (公社)瀬戸内海小型船安全協会
- (公社)九州北部小型船安全協会 https://www.kyu-shoankyo.or.jp/
沿革
1973年(昭和48年) | 海上保安部の指導を受け、小型船のユーザーが海上安全に関する事業を行う、石川県小型船交通安全協会が発足。 |
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1985年(昭和60年) | 海洋レジャーの普及に伴い、石川県全域の小型船のユーザー団体が結束し、石川県小型船安全協会(任意団体)を設立。 |
1993年(平成5年) | 金沢、七尾両海上保安部の管轄範囲に従い、金沢、七尾の2支部を設立、各地での海洋安全事業を強化。会長に嵯峨 逸平が就任。 |
2000年(平成12年) | 能登、羽咋、金沢、加南の4支部に再編。海洋安全事業以外の課題にも協力する体制とする。 |
2001年(平成13年) | 能登水難救済会、および県西部水難救済会の設立に協力。各地に水難救済所が設置され、能登地区では当会会員クラブのリーダーが各所長に就任。 |
2002年(平成14年) | 事業を海洋の安全確保、環境保全、体験啓発事業の3つの公益事業を定め、NPO法人に認定、設立。会長に高嶋 哲が就任。 加南支部 小松マリンクラブが救助部を結成。 体験啓発事業の一環で、石川県で開催された第17回海の祭典の協賛事業として、小中学生から海の作文を公募する事業「ざぶん賞」を実施。実行委員会会長に馳 浩氏が就任。 |
2003年(平成15年) | 国土交通省と水産庁の関係局からなる国の三水域連携放置艇対策検討委員会に、全国のプレジャーボート団体代表として当会会長が参加。これからのボートパークの在り方を提言。 ざぶん賞事業の全国展開を目指し再開。実行委員会会長に筑紫 哲也氏が就任。※ |
2005年(平成17年) | ざぶん賞の特別事業として、愛知県で開催された愛地球博 瀬戸会場で、トークセッションおよび作品展示会を開催。 |
2006年(平成18年) | 金沢地区で、犀川・大野川水面利用協議会が設置。ユーザー団体代表として当会が参加。新たなボート係留施設の案について検討。 |
2007年(平成19年) | 金沢港湾内でのボート係留場の新設が決定。金沢支部有志が発足した、合同会社ウォーターフロントパーク金沢が、公募の結果、管理団体に選定。 |
2008年(平成20年) | 金沢港湾内の新係留場、ウォーターフロントパーク金沢が完成。竣工式が開催。(ボート所有者が会社を設立し、運営管理を行う施設としては全国初) |
2011年(平成23年) | 国土交通省や石川県、小松市、地域住民らが参加する梯川水面利用協議会議準備会が発足。当会から加南支部・小松マリンクラブが参加。 |
2013年(平成25年) | 小松梯川の水面利用協議会が開催、暫定係留施設の設置について承認され、着工。管理団体に、加南支部 小松マリンクラブが指定。 |
2014年(平成26年) | 小松梯川左岸の暫定係留施設が完成。 当協会会長に岡川 純一郎が就任。 |
2015年(平成27年) | 自然災害などで孤立する集落が発生した場合、海上から物資を届ける役割を担う団体として、石川県と災害協定を締結。毎年、県主催の総合防災訓練に参加。 |
2016年(平成28年) | 海上保安部と連携し、各地の小中学校やこども園などで「海の教室」を開始。 |
2017年(平成29年) | 小松梯川河口の暫定係留施設が完成。 |
2018年(平成30年) | 全国の小型船安全協会の今後の活性化について、海上保安庁交通部安全対策課と意見交換を行う。 |
2019年(令和元年) | 海上保安庁交通部で、当会の活動紹介と、今後の課題解決について提言。 |
2022年(令和4年) | 会長に西野 裕一が就任。 |
※ざぶん賞事業は、2002年から2020年まで、当会は共催団体として、石川県内の公募案内や事務局の協力を行ってきました。
事業内容
- 海洋安全確保に関する事業
- 環境保全に関する事業
- 文化創造や海洋体験に関する事業
海上安全パトロール
当会海上安全指導員が、随時近海をパトロールし安全指導を実施。
マリンレジャー安全推進週間出動式(春のパトロール)
春の活動が始まるゴールデンウイーク前に、海上保安部と合同で海上、および沿岸の安全パトロールを実施。
海の事故ゼロキャンペーン出動式(夏のパトロール)
夏の活動が始まる海の日前後に、海上保安部と合同の安全パトロールを実施。
海難訓練
各地区に設置されている水難救済所を拠点として、水難救済会と合同の海難訓練を実施。
防災訓練の参加
県総合防災訓練に参加し、海からの物資輸送に関する訓練を実施。
ミニボートなどへの安全指導
増加しているミニボートや、各種海上でのアクティビティを行う皆様への安全指導。
安全講習会を開催
海上安全指導員や会員クラブごと海上保安部の協力を経て講習会を開催。様々な情報収集と、救命訓練も実施。
海難救助
海難が発生した場合、転落者の救助および不明者の捜索を行う。
水産資源の保護
石川県が主管する海面利用協議会に、プレジャーボートの代表者として参加。水産資源の保護の条例や、隣県の関係者とのルール作りなどを行う。
ボート係留地の新設と管理
自治体や関係省庁とともに、適正な係留場の確保と整備に協力。
放置艇問題の協力
河川や海岸に長期間放置されている船舶について、所有者の特定に協力。適正地への移動や、雪などで沈没することを防ぐなど、放置艇解消に協力。
海岸河川の清掃、災害復旧
クリーンビーチなどの清掃活動に参加。また、自然災害で被害を受けた場についての復旧活動に協力。
森林の整備
豊富な水産資源を育むため、海につながる河川上流の森林の整備(植樹や間伐など)を実施。
海洋体験イベント
県民を対象とした体験クルージングや、各種アクティビティの体験イベントなどを実施。
ボートフィッシング大会
地域の住民の親子を対象とし、近海で釣り大会などを実施。
海洋イベントの安全協力
トライアスロン大会などのイベントで、選手のスイム競技の海上安全活動に協力。
海の教室
小中学校やこども園で、海上保安部の協力を得て、海の環境や安全に関する教室を実施。海上保安部の仕事についても紹介。
海や水の作文公募「ざぶん賞」(2020年で終了)
小中学生を対象にした、海や水に関する文章を募集。入選作品に、イラストレーターや工芸作家がアート作品に仕上げ、本人に贈呈する事業を企画実施(本事業は現在、ざぶん環境・文化財団が後継事業を検討・実施)。